【藤井総裁辞任拒否、解任へ】

藤井は公団が債務超過であるとする財務諸表の存在を隠したり、隠ぺい事実を内部告発した職員を左遷したりと独善的な運営で改革の足を引っ張り公団を混乱に陥れた。その責任は重く辞任は当然。

だがこのバカは平然と「何も悪い事はしていない」などと抜かし、辞任を拒否。それで解任という方向になったわけです。「自分の非を認めたら今までの業績がゼロになると思っている」のでしょうか?説得に失敗した石原は面目丸潰れです。(ってか五時間も何を話し合ってたんだ?キッチリ辞任取り付けんかい!ホント情けない閣僚やなぁ)

だが、この解任ってのには数週間かかる所定の手続きを経なければならず、もちろんその間藤井が総裁の座に就いたままで、後任総裁の人選もずれ込むわけです。さらに解任を不当として法廷に持ち込まれれば、改革への動きはますます鈍くなってしまうことでしょう。そうなった場合公団民営化の行程がますます厳しくなる。本格的な議論に入れるのは一体いつになることやら…。

この解任劇が今までずるずると引き伸ばされ、わざわざ日曜日に行われたのは巨大野党民主党の合併大会の効果を打ち消す狙いがあってのこと。しかしその打算が土壇場で予期せぬ藤井の逆襲に遭い、小泉は足元をすくわれた形となった。首相得意のパフォーマンスが招いた結果が後々国民に大変な損害を与えることになるのかもしれない。

それにしてもこの藤井のあまりに強気な発言、恐いですねぇ。この強気発言の裏には、藤井や道路族の「改革は絶対にさせない」という意思が隠されているのではないでしょうか。

例え藤井を解任しても改革が骨抜きにされてしまっては意味がありません。道路公団改革は他の特殊法人改革への試金石でもある。ここでコケたら次は無い。

改革の鍵を握るのは、やはり小泉首相。族議員共の強力な抵抗があるとは思うが、決してくじける事のないよう性根を据えて闘って欲しいものです

 

 

 

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